歩くことで、本当に健康になれますか?
歩くことは、全身をバランスよく動かす基本的な運動ですので、
健康の維持管理に最適です。
しかし、ひとたび不健康になった時は、
身体は、痛みや不調を出して安静を要求します。
これは風邪を引いた時に、安静で自然に治るように、
自然治癒力を発揮させて治すための身体の要求です。
多くの方が、誤解していることですが、
このような時は、頑張る(鍛える)のではなくて、
労わってあげてほしいです。
痛いことは、今はしないでほしい。
休養がほしいと言っているのです。
身体は常に絶対積極であり、怠けたりはしません。
不健康や不調が、安静だけでは治らないことは当然あります。
その時は、自然治癒力を高める適切な治療が必要です。
身体も自然です。不自然を自然に戻すのです。
これも、掛け替えのない身体を労わることになります。
私たちは、もっと身体に感謝し、身体の切なる言葉を、
もっと素直に聴く必要があると思います。
思いやりや、やさしさが健康の秘訣です。
歩いても楽にならないときは、ご一考を。