米テキサツ州フォートワースで開かれていた、
バン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで、
優勝の栄冠を獲得した全盲の辻井伸行さん（20）は、
ずば抜けた音色の美しさと叙情性で、
多くの聴衆に強い感銘を与えた。（2009　6/9　読売新聞より）

辻井さんの演奏には、不思議な魅力がある。
私もそうだったが、何とも言えぬ感動が胸を突く。
ピアノの前の彼は、雄大と言うより、美しく輝いていた。
そして演奏を終え、ピアノの傍らに立ち聴衆の拍手に答える姿は、
童子の様にスナオそのもの。
テレビのインタビューに答えて言った。
好きになること。　仕事がすき、人が好き、人を喜ばせることが好き。と、
私は、彼のそんな人柄が大好きだ。
辻井さんの、更なる本物輝きに、心から期待致しております。