人間はその心の通りに成っていく。 新世8月号から
残暑お見舞い申し上げます。ですが今年は、立秋(8/7)過ぎから梅雨が開け、夏が来た感じが致します。何か異常が通常となってしまい、自然でないことが気になる此の頃です。
自然のことを知れば知る程、不思議だけど見事だなあ、と恐れ入る。
酒匂川の鮎、夏の象徴カブトムシ、そして最近、あのイカまでが一年間の生涯であると知って、彼らは何も文句を言わずに、スナオに生きていると思った。
それに比べ人間は、とても長生きだが、けしてスナオとは言えぬ生き様ではないか。でもこれが人間の極立った特性と言えるのかも知れぬ。
人間は大別して、二通りの方向性を持って生きると思う。それは、神(善)と魔(悪)である。
おそるおそる見た本に、全身に刺青をして、ピアスして、舌を真ん中から切り裂き、頭にはシリコンで角まではやした男の写真があった。最近、覚せい剤((魔)薬)も問題になっているが、人間はその心の通りに成っていく。そして、その転末は、語る必要もない。
心は大事だ。自然(神様)に感謝し、大調和して生きて行きたいと心から願う。