自然治癒力を信じる。
自然治癒力とは、その字の如く、自然に治る力のことです。
風邪を引いたために、熱が出て、寒気がして、体がだるい。
頭痛がして、食欲もなく、とにかく横になりたい。
こんな時に、貴方ならどうしますか?
熱を下げて、防寒対策をして、ユンケル飲んで、頭痛薬も飲んで、
普段あれだけダイエットしたいと言ってたのにも関わらず、
栄養は、つけなくちゃって、おじやなんか食べて、お出掛け。
これは、すべて自然治癒力を無視した対症療法。
どうしても、休めない事もあるでしょう。
しかし基本は、体の願いにこたえて、温かくして横になり休むこと。
食欲もないのだから、食べずに胃腸(内臓)を休めて下さい。
(こんなときダイエットしないで、いつやるのでしょうか?)
体は常に、体調を立て直そう、不自然を自然に戻そうと努力します。
その結果が、発熱であり、だるさ、痛み、食欲不振なのです。
もう一例言うならば、 「腐ったものを食べたとき」。
まずは嘔吐、それがだめなら下痢をして、一刻も早く体外に出そうとします。
そして、発熱もして病原菌をやっつけます。
これもすべて、自然治癒力が頑張ってくれています。
この場合、対症療法は、とても危ないです。(治す邪魔をしています)
基本原則。 『体から、出るものは拒まず、入れるものにはこだわれ!』 です。
そして大事なことは、これだけ有難い『自然治癒力』を、十分に発揮できる状態を、維持管理することです。
(信じて寝ていれば、皆が元気になるのなら苦労はしません)
そして、不安な時は、当院を含め医療機関を、早めに受診してください。
(この判断は、たぶんに経験がモノを言うと思いますが。)