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身体病んでも、心まで病ますな! 中村天風先生曰く

中村天風(明治9年~昭和43年)は、日本に直伝のヨガをはじめて伝えた人です。
「身体病んでも、心まで病ますな!」は、天風先生が言った有名な言葉であり、
ご自分の体験より導き出した、大変貴重な真理の言葉だと思います。

天風先生は、並外れたパワーをもって生まれ育ったが、
30歳のとき、当時未だ不治の病だった結核になり、絶望のどん底に突き落とされる。
日本ナンバーワンの名医、北里柴三郎にも治らないと告知された。
しかしそれでも諦めない。医学、宗教、哲学、心理学の書を読みあさる。
そして、名立たる名医、賢人を求めて、アメリカそしてヨーロッパを訪れる。
しかし、ついに求める答えは見出せず絶望。 体力の限界。
そして日本で、母の元で死のうと船に乗った。

明治44年5月、ついに運命の出会い。 
偶然にもヨガの大聖人カリアッパ師にめぐり会う。
「お前は一番大切なことをやっていない! 私についてきなさい。」 「イエス サー!」
2年数ヶ月の修行により悟りを開き、帰国。
その後の、火花が散るような大活躍の話は、後に譲るが、
30歳で、不治の病に冒された天風先生は、92歳の天命を全うされる。

ここまで話が長くなってしまったが、身体のことは心が司どっていると言うこと。
心がシッカリ安定すると言うことは、人間は何の為に生まれ生きるのかに気づき、
今日一日、生きられることに、喜び感謝できることです。
不足不満ばかりを言っていたら元気にも、仕合にもなれません。
天風先生も、それまでの無茶がたたり、あちこちとお体に不自由があり、
肺の機能も正常の1/3だったそうですが、そんな事は微塵も感じさせない人生だったそうです。

今日一日
怒らず 怖れず 悲しまず
正直 親切 愉快に
力と 勇気と 信念とをもって
自己の人生に対する責務を果たし
恒に平和と愛とを失わざる
立派な人間として生きることを
厳かに誓います

仕合せ(幸せ)には、とても深い意味がありました。

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