「勿体無い」の心を持ち、イカシテイル人間になろう!
小田原市環境ボランティア協会の機関誌「エコポスト」50号に、生ごみの資源化の記事を書きました。人間が、心と手間をかければごみはなくなる。「勿体無い」の心を持ちたいものです。
特集 生ごみは蘇える(混ぜればごみ、分ければ資源)③ (6回シリーズ)
10月5日に、第3回生ごみ堆肥化検討委員会が開催され、NPO法人有機農産物普及・堆肥化推進協会の、浅井さん会田さんの大変有意義なお話を傍聴できました。その中から重要と思われることを書きます。
l 一番大事なことは、生ごみをごみと呼ばないで、「食品残さ」と呼び、人間が手を掛けることで生ごみはなくなる。
l 生ごみを腐らせてはダメ!発酵させて堆肥となります。
l ハイテクな巨大施設は失敗している。臭くて使えない堆肥になる。小振りの堆肥センターを、利用者の目に見える所に造るといい。
l ごみ処理は自治体の仕事だから、市民と行政そして農家が一緒に取組むことが必要。
l 10万人以上の成功例がまだ無いので小田原に期待している。
引き続き検討委員による、実践のための話会いを傍聴しました。一番重要なのが、市民の理解と協力です。そのためには、
l 経済的メリット、節約できた税金を市民のために有効利用する等、市民にしっかり説明する。
l 小田原市の燃やせるごみ処理費用は約15.5億円。生ごみはその40%を占め、約6.2億円です。(平成19年度)
l 手間を掛ければごみは無くなる。
人間は全てを生かす特性を持っていると思います。私たちはそうした、イカシタ人間を目指しましょう。皆んなで仕合せに成るために!(仕えるとは人のために働くこと。昔は幸せを「仕合せ」と書いたそうです。)