塔ノ峰 久野の山で枝打ちボランティア
3月14日(日)に、小田原市環境ボランティア協会の主催で、
塔ノ峰青少年の家を拠点に、久野の山で枝打ちと、周辺林道の清掃活動を開催。
私も協会の役員として、初めて参加いたしました。
幸い天候に恵まれて、60名ほどの参加者が爽やかな汗を流しました。
私は、枝打ちを初体験。
山の植林は、人間の都合で、杉や檜を植えたのですが、時代が大きく変わってしまい、
その杉や檜が、ほったらかしにされてしまい、木々も山も泣いていました。
20年前に同時に植えた木でも、お世話が行き届いた木は、立派に育ち、
そうでない木とは雲泥の差がありました。
そして一番驚いたことは、8メートルと立派に育った杉や檜を、20年以上かけて育て、
伐採して、トラックで製材所まで苦労して運んで、一本いくらになるとおもいますか?
正解は、一本何と、500円だそうです。
これでは誰も林業などするはずも無く、山は荒れるはずです。悲しい現実です。
二宮尊徳の教えにある、天道と人道。人間が手をかけ心を尽くすことの大切さを感じました。