地方主権、小田原から日本をよくする
日本人は今、生きる目標を見失っていると思います。
明治維新から141年、敗戦後64年経つが、日本人らしさ、愛国心、誇りを
失ってしまったことが原因だと思います。
私は、東洋医学の治療を業としていることもあり、
自然界の法則の解明に強い関心を持っています。
今の日本は、陰(裏)と陽(表)のバランスがひどく悪く、陽(見える世界)が強すぎて、
陰(心、環境、いのち)が弱く、病んでいます。
このままだと、人類は長くて100年、日本国は10年で
崩壊するように思いますが、皆様はどう思われるでしょうか。
私は、20年前から縁あって小田原に住んでいます。
今の小田原の代名詞は、「中途半端」だと思います。
世界的観光地、箱根を頂き。年間2000万人が訪れる玄関口として、
大変恵まれた状況が続いた為か、観光都市としてのまちづくりがおろそかにされて、
ちょうど熱海のように、中心市街地の衰退が進んでいます。
最近このような言葉を知りました。
「よそ者、若者、ばか者がまちを活性化する。」
私は正に、その三要素があてはまると思い(まだ数ヶ月は40代です)、
この原稿を書かせて頂こうと思いました。(すいません、生意気をお許し下さい)
まずは、小田原の顔である中心市街が元気になることです。
以前、小田原再生フォーラムの、様々な講師の方が、
「まずは、まち創りの方向性を分かりやすくはっきり示し、
市民と共有することです」
「まち創りとは、30年はかかります。ただ、肚を括ってしっかりやれば、
10年でかたちに成ることもあります」
と、言われました。
私は小田原は、観光都市を目指すべきだと思います。
観光とは、良き所を磨き、観たり訪ねて頂き喜んで頂くことです。
小田原のよさは、豊かな自然、伝統文化、歴史。
そして、新幹線をはじめとした公共交通と道路等の利便性です。
県西地域に対しては、正にハブ的存在であり、重大な責任があります。