「おだ地下再生学習会」を、開催いたしました
「おだ地下再生学習会」を、開催いたしました
2010年10月17日(日)15時~17時半 サポセンにて 参加者15名
まず行政担当者より概略が説明され、参加者が基本を理解しました。
これはあくまでも私の主観となりますが、感じた事を列記いたします。
1. 行政は、商業を主体で再生を進めている。
①交渉先はJR東日本。他との連携はあまり視野にない。
2012年3月末(あと1年半弱)までの再開を目指すと、ほかの事をして
いられない。
②それまでの暫定利用には関心がない。
③交渉中のことは話せない。
2. シャッターを閉めたままでの暫定利用について。
①JRとの契約により、公共性のあるもので市長が認めたものだけ使用可。
②利益追求の商業使用はだめ。
マルシェ ジャポンは、例外的使用。
③JR東日本に、年間2000万円の地代を払えば利用用途が増えるが、
そこまでして利用する必要性が見付けられていない。
④今度の土日開催の、マルシェ ジャポンの成功が、暫定利用の可能性を
気づかせてくれると思う。
3. 中心市街地の活性化のためには、まずは、おだ地下再生にありとの見解を、
参加者全員が持っていた。
①庁内におだ地下再生のためのプロジェクトチームがあり取り組んでいる。
②閉鎖して3年5ヶ月経つ。いきなり再開ではなく、暫定利用をしながら
出来る事から順次始めるべきだと強く思った。
4. 耐震と建築条件等の調査報告の説明について
耐震補強工事 : 30百万円
設備関係更新費(空調・電気設備等):1,272百万円
その他(店舗部分改修費) : 382百万円
レイアウト変更等に伴う追加費用 : 540百万円
合計 約22億円
①最低限必要なのが、耐震補強工事の3000万円と、アスベストの除去費用(店舗部分改修費・3億8200万円)の1億円と判明した。
②現在の区画割や構造等から、100人規模の小ホールを設置するのは難しい。
作ろうとすると莫大な建設費が掛かってしまう。
③最低限必要な工事(1億3千万)を早急にして、暫定利用をできるように進めてほしいと思った。
5. 行政任せでは、名案は出そうにありません。
暫定利用もままならないでしょう。
①今度の土日開催の、マルシェ ジャポンを成功に導く。
②今後「おだ地下再生学習会」を、最低1ヶ月に1回は開催して、
おだ地下から中心市街地を元気にしようと誓いました。
今回は、過去2回の学習会を経て、久しぶりの開催でした。(H22.2/21と3/18)
行政のお二人を含め、参加者全員が熱く語り合えた事大変良かったと感謝しております。