「鎮守の森」が大切
昔から日本人は、自然崇拝で、鎮守の森は大切にしてきました。
神社と言うと、社殿を思い浮かべますが、まず森ありきだそうです。
科学技術が進んだ今も、日本では万物に神が宿るとする、日本古来の考え方があります。
しかし、残念ながら近代以降その意識が薄れているのも事実です。
南方熊楠氏も、そのことを憂いた一人です。
明治神宮の森は、近代日本の自慢の一つです。
本多静六氏が、100年後を目指して育成した人工の森です。
日本人ならではの聖地の作り方です。
見えない繫がりを大切にしたいものです。