今こそ報徳、『推譲』の実践を!
大震災に被災されました皆さまに、心よりお見舞い申し上げ、犠牲となられました方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。
今回の大災害により、様々な事を気づかされました。
現実に今回の事に直面して、至らなかった事も一杯あったでしょう。
それは、これからの取り組み課題であり、すぐに改めなくてはならない事ばかりです。
「転ばぬ先の杖」とは言うものの、転んで始めてその有難さが際立つのです。
気づいたときからすぐ始め、過去の過ちを活かしてこそ、
そこで失われた多くの尊い存在が、本当の意味で供養されるのではないかと思っています。
そして、様々の立場の方が目には見えないところで、命がけで一所懸命に、その責務を果たしてくださっているからこそ、今もこの大苦難を乗り越えて行けるのだと思います。
福島原発の被災現場では、筆舌に現わせないとんでもない状況が展開され、
ひとつ間違えれば、取り返しのつかない歴史的大惨事に発展する可能性も、まだあるのではないでしょうか。何としてもくい止めていただき、関係者のご無事を心から祈念いたします。
こうした時こそ、それぞれの立場のリーダーが判断力と決断力を持って、
人間力を活かしてゆく能力が重要だと思います。
小田原市にいたっても、今回のような非常事態に対応するシステムが、構築されていない事が様々な所で露呈したと思います。当然、市長並びに行政の責任が問われる事もあるとは思いますが、大いに反省をして、今後に活かしていただきたいと切に願います。
(加藤市長もですが、その前の小澤さんは何をしていたのでしょうか?システムは大事です)
いよいよ、関東東海地震も現実味を帯びてきましたが、もう長年にわたって憂慮されてきている事、実際起きたら今回の被害を、どれだけ上回るか想像するのも恐ろしいです。
そして、今回の事が大きな教訓になる事は間違いないです。
そして、4月24日には、市会議員選挙がありますが、こういう時こそ市会議員さんには、
小田原を良くするために、多くの市民の代表として、その人々のために、また、小田原全体のために、議員として、議会の一員として一丸となって活躍をお願いしたいです。
時代は、地方分権となり、地域主権に向かっているのですから。
また私達も、そうした人を代表として、責任を持って選出致しましょう。大事な選挙です。
「小田原市議会を考える市民の会」では、現市会議員と次回出馬予定の方全員に、
公開アンケートを実施し、3月20日の18時より、その内容をHP上で公開いたします。
是非ご覧下さい。
私達もそれぞれの立場において、リーダーだと思います。
まず自分を大切にして、そして出来る事を、精一杯喜んでさせていただく。
まさに、郷土の偉人、二宮尊徳先生の言われる、『推譲』を実践するときです。
皆様のご健勝を心からお祈りいたします。