第10回 「おだ地下から小田原を元気にする会」を開催しました
平成23年7月28日(木)19時より2時間、
商工会議所副会頭(中心市街地活性化協議会会長)鈴廣かまぼこ株式会社副社長 鈴木悌介様をお迎えしまして、『中心市街地を活性化するためのビジョン』について話し合いました。参加者は24名(定員一杯)
小田原の経済界において、大活躍をされていて、注目されている鈴木さん。
小田原のまちづくりに関してならこの人と言うことで、前回の会合で決定し、
大変ご多用なところを、参加していただきました。
私は、初めてお会いするので、とても期待し楽しみにしておりました。
私の第一印象は、体型、人柄共にスマートな方だなーと思いました。
上のお写真のように笑顔が素敵な、気さくな雰囲気がある方でした。
お話しは、とても軽快で分かりやすく、それでいて、未来志向で深い内容でした。(要約)
1.ローカルサミットについて
①その地域の取得に磨きをかける。
②合同会社 「とかちの・・・」 「にっぽんの・・・」が、有楽町で盛況。
2.鰤が獲れる海に戻そう!(第3回ローカルサミット・小田原箱根にて)
・1960年までは、50万匹は獲れていたのが、今は数百匹しか獲れない。
・酒匂川のダム、取水堰。西湘バイバスなどで、鰤が寄らない海になった。
・箱根、丹沢は、小田原の海の「魚付き林」だ。
・いい意味で人間力は進歩して、現状でも10万匹は獲れるように出来る。
・11/19.20でシンポジュウムを開催する予定です。
・これだけでも小田原は元気になる。目に見える結果の出る取り組みをする。
3.震災で学んだこと
・繫がりの大切さを強く感じた。
・顔の見える関係が大事だと痛感した。
4.原発の話
・原発がなくても充分やっていける。
・経済至上主義ではこれからはやって行けない。環境、安全、いのちが大切。
・小田原は自然エネルギーが豊富なところ。小田原電力会社も造れるのでは。
5.小田原地下街について
・図らずして市民が地権者になってしまった。
・現状はどうでも、駅前の一等地である。
・活かす道はある。顔の見える関係が地域を良くする。
当日集った24名の方々は、みな様各方面で大活躍されている、
こよなく小田原を愛している方ばかりでしたので、
すばらしい意見や考えが、鈴木さんのお話を中心に飛び出しました。
私も司会進行の大役を勤めさせていただき、鈴木様のお話を聞き、
加藤市長と同じ価値観だと感じ、民の代表として、商工会議所をまとめて行っていただければ、「市民が主役のまち創り」が実現できると強く思い、皆様にもそのような感想を述べさせていただきました。本当に頼もしく感じました。
人が心を一つにして集うことは、とても尊いことであり、何かが生まれるのだと改めて感じさせていただきました。
皆様、本当にご多用なところお集まりいただき、誠にありがとうございました。