地震津波に対する心構えが、何か変です。
今、地震津波に対しての防災への関心が高い。
そして、ある防災シェルターのことが、フジテレビで二度も大々的に紹介された。
最初が、小倉さんの「とくダネ!」だった。
出演者が小倉さんをはじめ、とても評価する内容だったが、
私はそのテレビを見ていて、非常に息苦しく居ても経ってもいられない状況になった。
確かに私は、閉所恐怖症傾向があるが、この身体の異常反応は、
この防災シェルターの中に入ることへの、多大な危険性をキャッチしたからに他ならない。
なるほど、落下物や津波からの直接的な被害は防げるかもしれないが、
その後のことを皆さん考えられないのだろうか?(その場しのぎの発想では恐ろしい)
震災が考えられる現在、私はエレベーターに極力乗らないようにしています。
節電の意味もありますが、もし乗っているときに被災したら、3日間はそこからから出られないという話を聞いたからだ。
トイレの扉が障害物により開けられなくなり、1週間その中で頑張り救出されたという番組を見たこともあります。その時でさえ、このようないやな気分になりませんでした。
この防災シェルターはダメです。考えただけでもすごいしストレスです。
今朝また、フジテレビ「めざましテレビ」で紹介されて、これが、防災シェルター『ノア』であることが解りました。皆様はどう思われるのでしょうか?
私はあの中で、5分として居られないでしょう。http://digital.asahi.com/articles/TKY201109230520.html
あの中で救出を待つのは危険過ぎます。少し想像力を働かせれば解ることだと思います。それなのに、フジテレビで二度も大々的に紹介するなんて???
この情報化社会において大切なのは、その情報知識を活かす『人間力』、勘だと思います。私たちは、人間にとって便利快適な社会を作り(とても不自然)感性が鈍化、平和ボケしているのではないでしょうか。
大切なのは、大局観を持ち柔軟性を持って順応すること。(人事を尽くして天命を待つ)
自分さえ良ければ、今さえ良ければでは、もうやっていけない大変な状況になっています。今こそ、助け合い支えあう社会を再構築しなくてはならないと思います。
私たちは、後世に対してとても責任のある、すごい時代を生きていると思っています。