小田原地下街再生計画(案)に、断固反対!パブコメ4/4(水)締切迫る!
小田原地下街再生計画(案)が、発表されました。
第一印象として、再生への情熱が感じられないということです。
過去2度、商業施設として失敗倒産して、今回は、100%市の経営です。
相当の決意と信念をもって望まなければ、再生する可能性はありません。
出された案が、ありきたりの商業施設案。
パワーテナントを誘致し集客の目玉、にする?
小田原らしさのエリアを設け、小田原をPRして、まちなかに出掛けてもらう。
との案ですが、具体的には、地場産の物を売る、物販が主な計画で、何も魅力を感じません。
そして何よりも恐ろしいのが、駅を降りてきてそのまま地下に降りる、
正面にエスカレーターを新設するという計画です。
これさえあれば、人の流れの動線が確保できるので必ず賑わう自信作のようですが、
魅力がないから人が来ないのを、エスカレーターがないからだとは、余りにも安易過ぎませんか?
そして、この新設はそうとう無理をして工事するようですし、施工費、ランニングコストも相当な額でしょう。
そして、おだ地下を宝の場所と考え、大切に思っている僕にとって、一番恐ろしく思うことがあります。
それは、地下街で、市民活動の様々なイベントができなくなってしまうことです。
その理由は、
1.新設するエスカレーターが、今までイベント等でステージにしてきたスペースを潰してしまいます。
2.パワーテナントを始め、物販施設にするには、それなりの内装が必要になり相当の設備投資が必要です。
再開までの改修工事に、約16億円。その後10年間の設備更新に約9億円。合計約25億円です。
テナントの最低保証賃料が、1坪、52000円と高価。(あの銀座でも、いまどき坪5万円は取れないそうです)
3.市民活動の拠点にするためには、最低限の設備投資にして、安く貸し出して欲しい。
儲けるのではなく、市民力で地下街を魅力ある所にして、来訪者を増やし小田原を盛り上げるのです。
4.魅力ある所にする方法論が重要なのに、この事業案にはそれが抜け落ちています。
これからそれを協議するとは、そして、これで5千60万円の事業案だとは、信じられない!
小田原市は、4月4日(水)まで、この事業案に対して市民意見を受け入れています。
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/municipality/machi_top/machi/chisaiikenbo.html
是非、みなさんの意見を出してください。今ならまだ間に合います。
市民が主役のまちづくりを目指す加藤市長は、市民の意見を尊重してくれます。
よろしくお願いいたします。