杉山フルーツ講演会「景気・不景気は経営者次第!」
生フルーツゼリーで、行列ができる店の代表、杉山清氏。
小田原箱根商工会議所と中心市街地活性化協議会の主催で、開催されました。
お世話になっている松本大地さんの推薦で、木曜日ということもあり、参加いたしました。
参加して本当によかったです。正直、ここまでの内容とは思いませんでした。
講演の初めから、涙声になり、感謝の言葉からのスタートでした。
体調を崩されて入院されていたとのことですが、詳しくは分かりません。
色々な思いが心をよぎるのでしょうか、時より涙を流されていました。
そして今、ブログを見て、1960年生まれ、僕と同い年(52歳)だと知り驚きました。
失礼ですが、僕より一回りは上だと思い込んでいたからです。
当日は、とてもお元気でしたが、体調を崩されたせいなのでしょうか?
やはり、何がなくても健康が一番! 杉山さんには、末永く健康で、ご活躍いただきたいと思いました。
さて、講演の内容ですが。
今、時代が大きく変わり、モラル、心、ホスピタリィの経営が急速に主流になってきている。
店舗拡大、売上向上を目指して、安売り合戦をしている大手販売店が軒並み倒れ、行き詰まっています。
あんなに羽振りが良かった経営者が、今は見る影もなく、自殺した方も(報道されませんので)沢山おられます。
あのダイエーの、中内さんも、「顧客が見えない。自分には安売りしかない」と言って亡くなられたそうです。
しかし、ダイシン百貨店のように、顧客様のニーズに応え、大成功している経営者もいる。
人間は、社会のために、役立つためにある。
松下幸之助氏の教えは、今でも全くぶれない!
日本は、景気が悪いといっても、モノは沢山売れています。日本人はお金持ちです。
要は、お客様に選んで頂けるかどうかなんです。
・身の丈で商売をする。 屏風は広げすぎると倒れる。
・安物売りは、身を滅ぼす。 何故、価格だけで戦うのか?
・価格よりも価値を売っている。
・人生と商売には勝ち負けはない。 勝ち組ではない、価値組になろう!
・人の成長でしか、会社(お店)は伸びない。 従業員を大切にする。
杉山社長さんのお話を聴いて、21世紀はこころの時代、本物の時代だと改めて思いました。
一期一会、その時、その場、その出会いを大切にして、
自分のいのちを通して、精一杯恩返しをさせていただくことが本物の商売と、教えていただきました。
論より証拠、近いうちに一度、杉山フルーツ店をお尋ねして、
本物の『生フルーツゼリー』を、食べさせていただきたいと思いました。
ありがとうございました。
杉山フルーツのHPはここをクリック
追伸 この度の、本物の商売のお話。
喫緊の懸案である、小田原地下街再生に取り入れ、活かして欲しいと痛感しました!