小田原地下街を、観光客で一杯にする方法
おだ地下問題、代替え案として、私の提案
おだ地下は、来訪者をおもてなしする為の、公共施設がふさわしいと思います。
「出せば入る」と言われるように、まず喜んでもらうこと、もてなすことです。
1.中心市街地活性化のグランドデザインを、観光都市づくりに特化する。
①観光都市創りとなれば、地下街、お城通り再開発、市民会館、
そして、天守閣の本格木造化計画など、すべてがリンクして考えることが必要となります。
②小田原だけではなく、少なくても1市3町で、協力してプロジェクトして行く必要がある。
③ハブステーションであることが最大の魅力です。
5路線、市内18の鉄道の駅があり、新幹線、ロマンスカーも止まる最高の立地条件です。
2.地下街のターゲットは、来訪者(観光客)に絞るべきです。
①地下街は、公共の通路にはなりえず、期待を持って訪ねてくれる方々を対象と考えましょう。
②今、小田原に一番必要なのが、おもてなしの心です。
・「論より証拠!」地下街は、ちょうどいいチャレンジ会場であり実践場です。
・結果を出して、認めてもらえて初めて、まちじゅうが変ってゆきます。
③ターゲットに、地域の人を考えてはダメです。来訪者がリピーターになる本物を目指します。
・今回の事業案は、中途半端です。観光客が、二の次になっているように思えます。
・この事業のキモは、どのように魅力を創り出すかに、掛かっていると言って過言ではありません。
しかし、今回の事業案には、この肝腎なキモがありません。(7500万円も支払ったのに)
その理由が、中心市街地のグランドデザインが、決定されていないからです。
・来訪者が喜ぶ、本物の施設を作れば、地域の人も必ず訪ねてくれます。
3.地下街を、来訪者でいっぱいにする方法。(素人が考えるだけでも、これだけあります)
①ターゲットを電車、バスで来られる来訪者(特に箱根の観光客)に絞りましょう。
・地下街(駅から1分)が魅力的なら、一度くらい行ってみようと来てくれるでしょう。
・目指してくる人には、正面にエスカレーターを新設する必要はありません。(経費大幅削減)
・駐車場のことも、考える必要はありません。
②いつ行っても地下街は、何か楽しいことをやっているという期待に応えましょう。
・とにかく小田原駅はハブステーションで、その駅直近にある地下街、魅力があれば集まります。
・今回もありがたいことに、3月10日(日)に、「小田原電力」のイベントが開催されます。
今までにも、いろいろなイベントが開催されてきましたが、天候に左右されず、
集まりやすいので、大盛況でした。これからもどんどん活用して欲しいです。
・今までも、小田原は色々なイベントをやって来ていますが、
なかなかPRが徹底せず、集客に苦労され、特に天候に泣かされることも多いと聞いております。
しかし、この地下街を利用すれば、かなりの問題は解決すると思います。(企画運営する組織が不可欠です)
イベントをいくつか書き出してみますと、
桜まつり、かまぼこまつり、おでんサミット、木製品フェア、菓子展、魚まつり、骨董市
フリーマーケット、ミュージックストリート等など、ほかにもあると思います。
・市民活動でも、商業活動でもなんでも利用できるでしょう。
ハブ駅の真ん前にある、屋根付きの公共広場です。
なかなかこんなに恵まれた広場はないと思います。活かして欲しいです。
③観光地といえば、お土産です。
・有料の試食コーナーを常設します。
20分間500円で試食し放題。変な人は入場できないようにして、3000円以上購入されたら無料にする。
・新しい小田原のお土産開発と、コンテストを開催する。
2月に市民会館で開催されている、和菓子展を地下街でやれば喜ばれるはずです。
④人が集えば、飲食で盛り上がろう!
・とにかく経費を抑えて、安くて新鮮で美味しいものを提供する。
・屋台村のように、気楽に飲んで食べれるエリアを作りましょう。椅子はビールケースでいい。
・そしてここは、起業を目指す人を、応援する意味も持たせて、安く貸出してあげる。
そこで評判と顧客を掴んだら、地下から地上に出店してもらって、まちの活性化を応援してもらう。
⑤この「ほろ酔い」が、地下街のキーワードです!
・ハブステーション直近の最大特徴を活かして、一杯飲んで盛り上がろうー!です。
・高知市の「ひろめ市場」に学ぶことも沢山あると思います。
⑥以上、私が考えた素人考えです。でも少し、夢と希望が持てませんでしょうか?
今まで、おだ地下の再生は、JR関係者と行政だけが、商業施設にこだわり密室に近い状況で進めてきました。
そして示された事業案が、残念ながら、夢も希望もなく情熱を感じないものでした。
・今からでも遅くありません。公共施設で市民活動の活動拠点に、
大きく舵を切っていただきたいと心から願っております。
・そして、その道の達人に正式にお願いして、小躍りしたくなるような、素晴らしい企画を提示してもらって、
官民一体となって、楽しく取り組んでいったら、必ず小田原は元気になります。
4.おもてなしのまち小田原を創るには、市民ボランティアの献身的な協力が必須うです。
①市民活動サポートセンターなどの公共施設を、地下街に併設してください。
・地下街の目立たないスペースを開放していただけばいいと思います。
・旭丘高校の近くに建設予定の、駐車棟の1階に新設するそうですが、本当にもったいないです。
やはり、中心市街地のグランドデザインがないことが問題なんだと思いました。
②地下街が、市民活動の活動拠点となれば、まちが元気になっていくことに貢献していることが、
身を持って分かり、協働することが生きがい(仲間づくり、役立つ喜び、健康など)となり、
小田原はどんどん元気になると思います。
長文にお付き合い頂きまして、誠にありがとうございました。心から感謝申し上げます。