おだ地下は、駅直近の、宝の屋根付き広場です!
加藤市長就任当初より、三大懸案の一つだった「地下街再生事業」が、3月市議会で決着をみます。
3月27日(水)に実施計画予算案の採決です。
行政から市民に向けて、初めて説明会が2回開催され、
多くの市民が参加され、関心の高さを感じました。
・2/13(水)19時から市民会館 約100名 ・2/14(木)19時からマロニエ 約90名でした。
時代が大きく変換し、「物の豊かさから心の豊かさ」に、急速に変わろうとしています。
時流にしっかりと繋がり、
地下街を活かす知恵を湧き出させること、徳(取り得)を活かすことが求められています。
おだ地下は、ハブステーション直近の、宝の屋根付き広場です。何としても活かしましょう!
この事業案の問題点
1.中心市街地活性化のグランドデザインがないことが一番の問題。
①来訪者(観光客)を、飛躍的に増やす目標を宣言する必要があります。
②観光都市づくりのプロジェクトチームを立ち上げる。1市3町で協力することが望ましい。
③地下街は、箱根そして小田原に、電車を使い遊びに来る人々をターゲットとするべきです。
2.地下街は、公共の通路には、不適格です。
①駅が、駅ビルにより高層化したため、地下まで降りるのは無理があります。
②公共の通路は、ペデトリアンデッキを整備することが、利用者のため、まちのためです。
③公共通路でないとしたら、新設の正面エスカレーターは、絶対に造ってはいけない!
・地下街の徳(取得)である、最高の「駅前自由広場」を、潰してしまうから。
・このエスカレーターは、小田原駅東口の1階のスペースの動線を壊し、機能不全を招く。
・莫大な建設費がかかり、維持管理費も相当の金額が発生する。
・市長をはじめ多くの人が、絶対必要と言うが、全く理解できない?造ってはいけません!
3.商業施設を、これから始めることが、大間違いです。
①時流は、「物の豊かさから心の豊かさ」です。どのようにして魅力づくりをするのか?
・本案には、7500万円も掛けたにも関わらず、その具体案がありません。
・JR東日本(湘南SB)は、地権者であり、事業計画者ですが、経営に不参加とは何故?
②観光行政を目指す決意がないため、ターゲットが、地域住民になっている。
・中心市街地の人が買い物をする店は、もう十分にあります。(エポが撤退する噂も)
・川東地域にショッピング施設が乱立する今、競合をするより、むしろ応援するべきかと。
・中心市街地は、観光により日本中、世界中から集客する、際立った使命があります。
③おだ地下を、中心市街地活性化のエンジンにするためには、このような案件を成功させる相当の能力がある、事業プロデューサーが必要だと思います。(ハードではなく、ソフトが必要)
④築38年の施設なので、最小限の投資にて、人間力で魅力づくり(市民の協働)が必要。
⑤これからは、市民ボランティアの協働が不可欠です。
・市民活動の活動拠点にも最適です。サポートセンター等の施設も誘致すればいいと思います。
・無料の生涯学習などの、集い会場にも開放して欲しいです。
物事は反対するなら、代替え案を示せと言われます。
次のブログに、代替え案を示しました。(ずうーと、考えてきたことをやっとまとめました。A4、2枚です)
タイトルは、「小田原地下街を、来訪者でいっぱいにする方法」です。
https://kamonomiya.org/2013/02/post-8d66.html
是非ご覧ください。よろしくお願いいたします。