日本人に勇気を与えてくれた三浦雄一郎さん
80歳にして、エベレスト登頂を達成する精神力はすごい!
日本に無事帰国され、みのさんの朝ズバッ!に生出演され時、
一番苦しかったのは、いつでしたかの質問に、
標高6500m地点で、足が動かなくなってしまったことと即座に答えられました。
原因は、はっきりしていると続けて語られました。
山頂に、酸素マスクをつけずに1時間以上いたことが悪かったと。
体調が良く、天候が良く、ほかの登頂者が来なかったからではないだろうか。
今回、三浦チームで登頂したのは10名。三浦雄一郎さん豪太さんクラオカさんカメラマンの平出さん、そして現地のシェルパ6名。
今シーズンだけで、すでに467名が登頂しているそうです。
平成25年5月23日(木) 日本時間 昼12時15分 3度目のエベレスト登頂
そして、豪太さんがすごい事実を語った。
8848mの山頂はデスゾーン、一般人だと6分で失神し死に至るそうです。
そう言えば、朋子夫人が登頂時、雄一郎氏に、
なるだけ早く下りてきてくださいと言われていた。
山頂に魔が潜んでいるのかもしれない。
登頂しても、その後遭難してしまうケースも多々あるので、とても怖い話です。
しかしご無事で帰国されたこと、本当に良かったと心より安堵致しました。
今回の、三浦雄一郎氏語録
・H24年10月12日 80歳の誕生日
「頂上に行けるかどうかわからないが、限界まで行ってみたい。
限界が頂上なら、こんないいことはない」
・平成25年5月23日(木)日本時間 昼12時15分3度目のエベレスト登頂時
「世界最高の気分です。人生、これ以上ないという気分。80歳、まだまだ行ける。
これ以上ないというくらい疲れています。頑張って頑張ってたどり着きました。
ヒマラヤの素晴らしい景色が眼下に広がっています。」
・無事下山し、カトマンズ記者会見
「命懸けで登って、生き延びて帰ってきました。夢は実現し、使命も尽くした。しばらく休みたい」
「人生、諦めなければ夢は実現できる。素晴らしい宝物をもらった」
「80歳はまだ、人生のスタート」
・5月29日、都内のクラーク記念国際高校※で記者会見
「楽しみながら、苦しみながら、命がけで夢を達成できた」
今後のエベレスト挑戦は「3回やったら十分。今のところ考えていない」
「いずれ親子でチョー・オユー(8201m)の頂上からスキーで滑ってみたい」
※クラーク記念国際高校とは、1992年に開校した、広域通信制の高校。
36都道府県に50以上の教育拠点を持ち、不登校や引きこもりを経験した生徒など、1万人以上が学んでいます。
読売新聞に連載された「時代の証言者」(H24年3月22日~4月30日まで27回)を読ませて頂き、
三浦さんの人生観、生き様に感動しました。
そして今話題の、本田圭佑氏の言動が、見事にオーバーラップしました。
このお二人のメッセージは、今の日本人に、
大きな気づきと感動、そして勇気を与えてくれると思いました。