船井幸雄さんが亡くなられた。ご冥福をお祈り致します。
今朝の読売新聞(1/22)の三面記事の下段に小さく、「船井総研元社長死去」と、書かれているのを見つけ、インターネットで「船井幸雄」と検索しました。
舩井幸雄.com http://www.funaiyukio.com/
正式な発表は、23日のようですが(平成26年1月19日、肺炎のため、ご逝去されました)、
僕自身、船井さんからは多くの情報知識を授けていただいたと、感謝しております。
最初に船井さんの名前を知ったのは、天風会館で開催された夏の修練会で、
参加した方たちから、船井幸雄さんの本を読んで天風さんを知りましたと、
とても多く聞き、船井さんとは誰だろうと思ったことからでした。
船井さんの本や、お話を沢山聞いて、世の中の仕組みと摩訶不思議な現実を気付かされました。
色々な素晴らしい方々を紹介していただき、理解を深めることができました。
びっくり現象が、未来を予見すると一貫して述べられていましたが、
確かに、今の常識は未来の非常識であり、まだまだ分からないことだらけの世の中で、
向上を目指して生きて行く事の楽しさを、わかりやすく教えてくださいました。
密着ドキュメント 人間 船井幸雄 – YouTube
ご自身のブログで、2006年3月12日から半病人になり、
2012年の12月から病人になったと書かれていますが、
あの船井さんでも、どうにもならないことが、まだまだある現実を示し、
いい人間関係の大切さ、特に奥様の存在の貴さを書かれていること、
治療家として、学ばせていただきました。
http://www.funaiyukio.com/funa_ima/index.asp?dno=201309002
そして、1月6日の、船井幸雄さん最後のブログに書かれた内容に、
とても心打たれるものがありました。
http://www.funaiyukio.com/funa_ima/index.asp?dno=201401001
以下は抜粋です。
賀正 (※舩井幸雄自身の執筆です。)
私の拙い直感力では、今年は変化の年になるだろうと思います。
ただ、いま、直感力がするどくなっています。
こんな年にどう生きるべきか……ということですが、
日本人は、勤勉、質素で、技術指向がやはり国民性からみて第一の特性でしょう。
これを活かすことです。
仲間間で助けあい、地道に生きてほしいのです。
一人ではムリだと思います。
いまさらスピリチュアルやおいしいものに夢中になるという時ではありません。
ぜひ生きるのに必要なことに今年は全力投球をしてください。
ただ、将来への夢と希望は忘れないようにしてくださいね。これらは大事です。
いま半病人の私は、直感が冴えています。
それゆえ、多分、ここに書いたようになるでしょう。 ……と思っています。
=以上=
船井幸雄さんは、真心に溢れた、とてもスナオな素晴らしい実践者だったと思います。
それゆえに、多くの人々を、ご自分の生き様を通して魅了し、導くことができたのではないでしょうか。
そして、「いまさらスピリチュアルや、美味しいものに夢中になる時ではありません。
ぜひ生きるのに必要なことに、今年は全力投球してください。」
「今年は変化の年、仲間を作り、地道に生きて欲しい。」とは、
もうあなた方は大人です。そろそろ、情報知識集めを卒業して、
自分で判断して、自分の使命を覚悟し実践して、
いい世の中を創ってくださいと、祈念されているのではないでしょうか。
これは、お釈迦様が遺言された、『自灯明、法灯明』と、同じ言葉だと思いました。
船井先生は、今後も天上界から、尊い働きを続けて頂けることと存じますが、
本当に素晴らしい先生であり師でした。
先生の志を、しっかりと受け継いでまいります。
ありがとうございました。心からご冥福をお祈り申し上げます。合掌