東日本大震災の義援金を寄付しました。
4月1日に、お蔭さまで開院24周年を迎えられ、
ささやかではありますが、感謝の割引(4月1ヶ月間限定)をさせていただきました。
そして、そのお金を「東日本大震災の義援金に使わせていただけませんか?」と、
患者様にお願いいたしましたところ、みな様喜んでご協力下さり、
ありがたいことに、4万円をお預かりすることができました。
みなさまには、心より感謝申し上げます。
そして今回は、2箇所に2万円ずつ、義援金を送らせていただきました。
1.尊徳翁ゆかりの相馬・双葉地区の子どもたちへ支援。
東日本大震災で大きな被害を受けた福島県相馬・双葉地方
(南相馬市・相馬市・飯舘村・浪江町・大熊町)では、多くの子どもたちが親を亡くしました。
この地域では、この子どもたちの学費や生活費用の支援を受付けています。
全国報徳研究市町村協議会では、この東日本大震災を受け、
「相馬・双葉地方のこども支援部会」(部会長・小田原市)を設置し、
親を亡くした子どもたち及び被災地の子供たちの健全な育成のために、
皆様からの支援をお願いすることといたしました。
詳細は以下のリンクをご確認ください。
2.一般社団法人倫理研究所
倫理研究所では、子供や若者の勉学を援助し、被災地の教育環境を整えるための
教育支援基金を開設しました。正式名称は「東日本大震災教育支援基金」。
“被災者に凛々たる勇気と元気を取り戻してほしい”との願いを込めて、
通称を「りんりん基金」といたしました。
被災地の子供たちや若者 が安心して学び、育っていけるよう、
5年10年と長期的な視野に立って有効に活用してまいります。
■基金の使途: 皆様からお預かりした寄付金はこのように使わせていただきます。
①被災した高校3年生の大学進学を援助する奨学サポート
②被災地の教育環境を整えるタグボート支援(*)
(ボランティア団体や学生等による教育支援活動への資金援助)
*「タグボート支援」とは
タグボート=押し船・曳き船のこと。被災地で子供のために尽力する団体の活動が
持続できるよう、押し船、曳き船として支えることを目的とした支援です。
■基金総額: 6億2,432万円(平成26年5月20日時点)
【内訳】寄付額=3億2,432万円 倫理研究所による拠出額=3億円
*募集のご案内は平成23年末で終了しましたが、継続した教育支援を行なうため、
今後もお志はありがたくお受けいたします。
|基金額・使途|寄付方法|タグボート支援|奨学サポート|開設趣意書(PDF)
|りんりん基金チラシ(PDF)|
そして今回、第二期奨学生13名の大学入学が決定し、
4月6日(日)に、奨学生認定書授与式が開催され、
丸山理事長から認定書が手渡されました。
奨学生には、入学支度金50万円の他、授業料実費(年間150万円上限)、
生活費として、毎月10万円が給付されます。
5月からは、現高校3年生を対象に、第3期奨学生の募集が開始致しました。
(募集は、教育委員会及び、各高校を通じて行なわれています)
被災地の皆様が、東日本大震災のことを忘れないで欲しいとおっしゃいます。
私たちは、簡単に頑張れと言ってしまいますが、頑張るのは私たちであり、
どれだけ被災した皆さんを、実際に支えることができるかに、かかっていると思われます。
今回、患者様に声掛けをさせていただき、皆様と共に、微力ですがご支援ができましたこと、
本当に嬉しく有難く感謝致しております。
これからも、できますことを喜んで進んでさせていただこうと思いました。
ありがとうございました。