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健康コラム

政治への関心を深め、必ず投票しましょう!

平成26年11月22日(土)14時から16時まで、マロニエ202号室にて、
「小田原市議会を考える市民の会」主催の講演会を開催しました。
講師は、「市議会議員の通信簿」で有名な、赤倉昭男氏です。

「市議会議員の通信簿」を是非ご覧ください。
http://yokusurukai.main.jp/gallery/2011gallerytusinbo.pdf

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この会は、2009年7月に発足、小田原を元気にしたいという思いで、
僕も世話人の一人として活動しています。

「近くて遠い市議会」と言われますが、
活動してみて、その意味がとてもよくわかりました。

その原因の一つが、地方政治が閉鎖的で、名誉職のようになっていた、
過去の状況に問題であったと思います。
今、時代は大きく変わって、特権階級はなくなり、
人間一人ひとりが大人として認められ、責任と権利が与えられ、
自己責任を問われる世の中になりました。

2000年4月「分権一括法」が施行され、法律が変わりました。
しかし現実は、市民と議員双方が変わっておらず、
市民は相変わらず無関心であることに、何の反省もなく自己責任の自覚はありません。
議員も、「分権一括法」の施行による職責の重さを分かっていないようで、
相変わらず名誉職と捉えて、自らがこのまちを良くする推進者になる自覚が足りないようです。

(当会発行の広報紙「市民と議会」第3号・廣瀬克哉法政大教授講演内容をご覧下さい)
http://1st.geocities.jp/odawarashigikaiwokanngaerusimin/

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赤倉さんの講演をお聞きして、一番感じたことは、その誠実なお人柄でした。
「議員の通信簿」3回発行と言う、すごいことができるのは、赤倉さんの人徳です。

市民の知る権利に応えるための実践力は、並大抵なものではありません。
(すべてを傍聴して、克明にチェックすることを怠らない努力。)
「相模原市議会をよくする会」の正会員16名も、
赤倉さんを支えずにはいられないと云う思いで活動されていると思います。

「市議会議員の通信簿」を出して、最大会派(16名)から抗議文が出されましたが、
「検討した結果、謝罪および取り消しをする必要はないと決しましたので、
お知らせいたします」と、陳情や請願の回答と同様に返答しました。、
そうしましたら、その後「最大会派の会長が、分かりました」という事だったそうです。

今まで、怖い思いもしたことはないそうです。
これは凄いことで、赤倉さんの真心がなし得る、人徳の結果だと確信しました。

そして、この活動の一番大きな功績は、
議員が市民に見られていることで、活動姿勢が良くなり(多分に通信簿を意識)、
議会運営も、どんどん良くなっているという影響力にも感銘を受けました。

さらに願わくば、「議員の通信簿」をより多くの市民に見てもらい、
投票の判断資料にしてもらいたいとのこと。
4千部印刷配布。インターネットのアクセスが結果的には1ヶ月間で12,000回。
57万人の有権者に対して、情報量が無さ過ぎることは残念なことです。

実際、前回の通信簿で、ベスト10の中で落ちた人が3人いました(2番と6番?番)。
その代わり、ビリから数えて14番の中で、この様な議員は要らないの評価の議員で
落ちたのは、たった一人でした。
最下位23点で落第評価の人も当選でした。

その原因は、相模原市が政令市になっことで、緑と中央と南と3つの行政区に分かれ、
前回とは有権者層が変わってしまったこともあり、

一生懸命やって通信簿の成績が良かった人達が、軒並み落ちたことの原因があると思います。
しかし、市民の政治への関心が高まり、投票判断と投票率が向上することが一番大切です。

赤倉さんとお話をして、議会基本条例に、この一文を謳えば議会は大きく変わるそうです。
『市会議員は、市民が雇い主であり、市民の負託(責任を持たせて任せること)を受けて雇われた従業員である。』
残念ながら、全国どこにもそのように謳った条例はないそうですが。

今回、市会議員さん全員(27名)に、お手紙を出してご参加をお願いいたしましたが、
木村正彦議員、安野裕子議員、鈴木敦子議員の3名様がご参加下さいました。
全体でも、30名弱の参加者と、誠に少数で残念な結果ではありましたが、
内容に関しては満足であり、赤倉様を始め、多くの皆様のお力添えをもちまして、
無事に開催する事ができましたこと、心から感謝致しております。

そしてもう一つ、はっきりと自覚できたことがありました。
今まで小田原を元気にしたいと、色々とやらせていただきましたが(大変有意義でした)、
これからは、治療家として本物になる覚悟を持って、一意専心、精進していかなければ、
到底恩返しをできる人間に変身できないと確信いたしました。
本当にありがとうございました。

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