東日本大震災の義援金を寄付しました
東日本大震災の義援金のご報告。
4月1日に、お蔭さまで開院25周年を迎えられ、
ささやかではありますが、感謝の割引(4月1ヶ月間限定)をさせていただきました。
そして、そのお金を「東日本大震災の義援金に使わせていただけませんか?」と、
患者様にお願いいたしましたところ、みな様喜んでご協力下さり、
ありがたいことに、何と10万8千7百円を(昨年4万円)お預かりすることができました。
みなさまには、心より感謝申し上げます。
そして今回は、下記の3箇所に義援金を送らせていただきました。
1.尊徳翁ゆかりの相馬・双葉地区の子どもたちへ支援。3万円
東日本大震災で大きな被害を受けた福島県相馬・双葉地方
(南相馬市・相馬市・飯舘村・浪江町・大熊町)では、多くの子どもたちが親を亡くしました。
この地域では、この子どもたちの学費や生活費用の支援を受付けています。
全国報徳研究市町村協議会では、この東日本大震災を受け、
「相馬・双葉地方のこども支援部会」(部会長・小田原市)を設置し、
親を亡くした子どもたち及び被災地の子供たちの健全な育成のために、
皆様からの支援をお願いすることといたしました。
詳細は以下のリンクをご確認ください。
2.5万円
倫理研究所では、子供や若者の勉学を援助し、被災地の教育環境を整えるための
教育支援基金を開設しました。正式名称は「東日本大震災教育支援基金」。
“被災者に凛々たる勇気と元気を取り戻してほしい”との願いを込めて、
通称を「りんりん基金」といたしました。
平成23年4月の募集開始以来、りんりん基金に多くの真心のご寄付をいただいております。
皆様のご厚意に心より御礼申し上げます。
被災地の子供たちや若者 が安心して学び、育っていけるよう、
5年10年と長期的な視野に立って有効に活用してまいります。
|基金額・使途|寄付方法|タグボート支援|奨学サポート
|開設趣意書(PDF)|りんりん基金チラシ(PDF)|
6億3,291万円(平成27年5月20日時点)
【内訳】寄付額=3億3,291万円 倫理研究所による拠出額=3億円
皆様からお預かりした寄付金はこのように使わせていただきます。
①被災した高校3年生の大学進学を援助する奨学サポート
②被災地の教育環境を整えるタグボート支援(*)
(ボランティア団体や学生等による教育支援活動への資金援助)
*「タグボート支援」とは
タグボート=押し船・曳き船のこと。被災地で子供のために尽力する団体の活動が
持続できるよう、押し船、曳き船として支えることを目的とした支援です。
現在、第一期奨学生10名、第二期奨学生13名、第三期奨学生11名に
奨学金を給付しています。
次の①~③を給付します。返済義務はありません。
①入学支度金(50万円)
②授業料(年額150万円を上限に大学の授業料実費を給付)
③生活費(自宅通学者は月5万円、自宅外通学者は月10万円)
現在、東日本大震災教育支援基金「りんりん基金」奨学サポート募集中
(第四期・平成27年度募集分)
締 切: 平成27年7月31日(消印有効)
3. 28700円
認定NPO法人カタリバは、2001年の設立以来、
子ども・若者への教育活動を行ってきました。高校生へのキャリア学習プログラム「カタリ場」と、被災地の放課後学校「コラボ・スクール」の主に2つの活動を行っています。
「コラボ・スクール」は、被災地の子どもたちのための放課後の学校です。2011年度は、
宮城県女川町・岩手県大槌町で、主に小中学生約310 名の学習指導と心のケアを行いました。
「震災があったから、夢をあきらめた」
東日本大震災は、子どもたちの学習環境に今も大きな爪あとを残しています。
狭い仮設住宅の隅、1mの隙間で机に向かう生徒、家族が見ているテレビの音で
勉強に集中できない生徒が残されています。
「震災があったから、夢をあきらめた」「受験に失敗した」「志望校に行けなかった」
このような想いは絶対抱いてほしくない・・・そんな願いから始まったのが、コラボ・スクールです。
被災地の皆様が、東日本大震災のことを忘れないで欲しいと言われます。
私たちは、簡単に頑張ってと言ってしまいますが、頑張るのは私たちであり、
どれだけ被災した皆さんを、実際に支えることができるかに、かかっていると思われます。
今回、患者様に声掛けをさせていただき、微力ですがご支援ができましたこと、
本当に嬉しく感謝致しております。
これからも、できますことを喜んで進んでさせていただこうと思いました。
ありがとうございました。