農薬を使わずに、簡単にヤブガラシを駆除する方法
病気治しに相通ずる考え方だと、大いに共感感銘して読ませていただきました。
http://watashinomori.jp/interview/image_itv_19.html
(以下、本文より抜粋)
今回のブログのタイトルも「ヤブガラシを駆除」と書きましたが、
駆除や撃退というのは、ちょっと乱暴な言い方です。
役目を終えてもらう、というほうが合っているのかもしれません。
ヤブガラシの役目が終われば、また違った草が生えてきます。
しかしそれは、大地の再生が次の段階(レベル)に入ったということ。
次にその土地にとって必要な草が生えてくるというわけです。
自然にとって無駄なものは一つもありません。
すべては、自然からのメッセージ、何かしらの意味を持って存在しています。
そんなことを理解している人は、雑草なんて言い方はしません。
生えてくる草を受け入れることができれば、
人と自然とが本当にうまく共存できるようになるのだと思います・・・。
広島に原爆が落とされた1945年。
大量の放射能を浴び、広島の地は焦土と化しました。
「今後70年は植物が生えることはないだろう。」
しかし、翌1946年、たくましい雑草たちが芽を出しました。
スギナ、タンポポ、ハコベ、ナズナ、ヨモギ、オオバコ、スミレ・・・
いわゆる、どこにでもある雑草たちです。
地上部は焼き焦がされても、強健な地下茎、根の部分が残り、再び芽を出したという訳です。
先程の広島の草たちは、表面的、平面的に大地を再生する役目。
そして、ヤブガラシは立体的、縦方向に大地を再生する役目があるのでは。
おそらく広島でも、ヤブガラシは枯れた木々やフェンス、ポールのようなものに巻き付き、
焼け焦がれた広島の大地を立体的に緑で覆い尽くしていったのだと思います。
「この草は、とても素直な草。役目を終えたと思えれば、必ず姿を消してくれます・・・」
ヤブガラシをくるくると巻き、そっと地面に置くんです。
それはまさに頭に巻く王冠のように!
そして、心の中でつぶやくんです・・。
「もうお前の役目はここでは終わったよ・・・。もういいんだよ。」
ほとんど水分がなくなって、もうカッサカサです。
地下茎のほうも、徐々に枯れていっているようです。
すごい結果がでました。
今まで「厄介な雑草」として目の敵にされてきたヤブガラシですが、
ただツルをくるくると巻きつけ地面に置くだけで、
退治できれば本当に画期的な方法だと思います。
水脈、気脈、風の剪定、風の草刈に続く、またしても地球の庭師、矢野智徳さんの手法。
本当に驚きました。
矢野さんの講座は、全国各地で随時開かれていますので、是非チェックしてみて下さい。
この矢野さんのやり方は、自然の力を強引に制圧したり、排除するのではありません。
うまく草の勢いを受け流し、力をいなしていく。
日本には建築や武道の世界でも、力をまとも正面から受けずに、
力を削ぐ、という方法がありました。
植物の世界でも同じようなことが言えるのかと思います。
(以上、中央園芸のブログより)
私たち人間は、もうそろそろ自然界の一員として、
「信じて許して待ってくれている」母なる地球の愛に目覚め、
感謝と恩返しができる、大人の人間に変身しなくてはいけないと思います。
雑草にも劣る、地球の癌細胞は、もう卒業です!