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この世は不思議に満ちている

月刊誌「新世」5月号の要約の抜粋です。

1.新世言 「この世は不思議に満ちている」   丸山敏秋 倫理研究所理事長65歳  (P10~13)
どうして人間だけ頭髪が伸びるのだろう? 熱心に考えもしないから、不思議を不思議とも思わないのが、我々凡人なのであろう。「火事場の馬鹿力」など、人間はどれほどの能力を秘めているのだろうか。
さまざまな不思議の中でも、自分という人間がこの世に存在して、いつか消えていくことが切実。この根源的に不可思議なことを、普段は括弧(かっこ)に入れ、さも当たり前のような顔をして我々は生きている。人は自分が死ぬことを知っていて、それを考える唯一の動物です。本当のところは誰もわからない。目を大きく開いて世の中の不思議を見つめ、驚きの感覚を磨くと、人生はより豊かになる。
心臓は勝手に動き、呼吸は繰り返えされる。体を酷使すると疲労が高まり休めの合図が出る。命の不思議に対し、スナオに頭を下げ合掌できるようになりたい。

2.人の喜びは、我が喜び。皆が幸せになる経営を目指す 森本宏研究員46歳     (P50~53)
A社長は、十数年前から年に一度、菓子折りをもって全社員の自宅を訪問しています。7年前のクリスマスの夜、小1の娘と二人暮らしのB氏のアパートを訪ねた。B氏は不在で娘が毛布にくるまって留守番。社長はたまらず、クリスマスケーキとプレゼント、ホカホカのお弁当を買い、その子のもとに走って戻り「お父さんから可愛い娘に届けてほしいと頼まれた」と言って手渡した。
翌朝も一番早く出社したらB氏が出社して挨拶の後無言。
社長が、娘さんに勝手なことをして申し訳なかったと詫びたら・・・
今、B氏は専務取締役にまで昇進しました。

要約の全文は下記をクリックして下さい
30.5gatu.pdfをダウンロード

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