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健康コラム

世界で唯一、集団免疫策を採った国スウェーデン

「世界で唯一、集団免疫策を採った・ロックダウン(都市封鎖)をしない国」スウェーデンに、僕はとても強く関心を持ちました。
調べてみて、本当にビックリ!
6月3日の時点での「人口100万人あたりのコロナ死者数」は、スウェーデン447人です。3月から完全にロックダウンをした英国594人と比べても、かなり死者数が少ないのです。
この結果から、国民の大きな犠牲を払ってする『自粛』は、本当に必要なのか?と思いました。
ロックダウンを続けている他の欧州諸国を見ると、人口あたりの死者数がスウェーデン447人より多い国が沢山あります。ベルギー827、英国594、スペイン577、イタリア559、フランス439、オランダ352人となっている。
都市閉鎖をしないスウェーデンが、他の都市閉鎖をしている欧州諸国より低い致死率であるということは、スウェーデンの集団免疫策は現段階では成功しているという、立派な証明です。世界はもっと、スウェーデを評価する必要があると思います。
日本をはじめ諸外国は、何故この事実を評価し、自国の新型コロナウイルス収束に活かさないのでしょうか?
特に日本のマスコミは、一切報道をしていません。このことは、とっても不思議です。
スウェーデンの人口は、1023万人(日本の1/12)
高福祉高負担国家であり、2019年、米コンサルティング会社が実施した調査で、スウェーデンは世界で最も評判の良い国に選出されています。
日本のマスコミは、スウェーデンの状況を報道しないので、スウェーデン在住の日本人の投稿に注目しました。
【久山葉子(クヤマヨウコ)】 1975年兵庫県生まれ。神戸女学院大学文学部英文科卒業。スウェーデン在住。翻訳・現地の高校教師を務める。著書に『スウェーデンの保育園に待機児童はいない(移住して分かった子育てに優しい社会の暮らし)』を執筆、訳書にペーション『許されざる者』、マークルンド『ノーベルの遺志』、カッレントフト『冬の生贄』、ランプソス&スヴァンベリ『生き抜いた私 サダム・フセインに蹂躙され続けた30年間の告白』などがある。
※この記事は2020年5月7日時点の情報です。
以下は、久山葉子さんの投稿本文からの抜粋です。
特に国民の不安が高まった時期が二度あったように思います。一度目は、三月半ば。周辺諸国が次々と国境を閉じ、義務教育課程の学校を休校にしたときです。休校はしない、と最後までスウェーデンと一緒に頑張っていたイギリスもついに脱落。休校とロックダウンに転じました。
二度目に不安が高まったのは、四月頭に死者数が百名を超えたとき。スウェーデンの人口は日本の約12分の1だと言えば、その恐怖を想像してもらえるでしょうか。
そのときにも22人の研究者たちが連名で抗議の手紙を大手朝刊紙に投稿。新型コロナ対策の中心人物となっている国家主席疫学者のことを「能力に欠ける役人」とまで呼んで、政策を批判しました。
22人の中には日本でも著書『「やさしさ」という技術』で知られる高名な研究者ステファン・アインホルン博士も名を連ねており、「こ、こんな偉い先生までが声高らかに批判するなんて、やはりスウェーデンはやばいのだろうか?」とわたしも不安になったものです。

スウェーデン国民の信頼を得られた4つの理由

①記者会見 わたしが一番安心を感じたのは、情報の透明性でした。毎日14時から省庁合同記者会見が行われ、公衆衛生局から感染自体に関する情報(感染者数や死者の推移、リスクグループの分析など)、社会庁からは医療に関する情報(ICUの病床数や満床率など)、そして緊急事態庁(Myndigheten för samhällsskydd och beredskap)からもその時どきに対処が必要な分野がどうなっているかという報告があります。
つまり国民は毎日、政治家ではなく、各分野の専門家や担当者の口から直接現状報告を聞くことができ、なぜこういう規制を設けているという点についても非常にクリアに説明してもらえています。この様子はYouTubeでライブ配信され、その後いつでも観ることができます。記者会見を観る時間がなくても、新聞やラジオがすぐに大事な点をまとめて配信してくれるし、日々情報をアップデートしてもらえている状態です。
記者会見の最後には、各メディアの記者からの質疑応答タイムが必ずあります。これはわたしが特に楽しみにしている部分でもあります。これまでに不安になった時期が何度かあったと書きましたが、そんなとき、わたしがまさに聞きたいことを記者さんたちが代弁してくれるのです。そしてその答えを各専門家・省庁担当者の口から聞くことができます。
②科学的根拠 に終始する 記者会見の質疑応答では、スウェーデンの政策を批判する手厳しい質問もたくさん飛び出します。そんなときも、質問された専門家や省庁担当者は言葉を濁したり、はぐらかしたりすることはありません。顔色ひとつ変えずに、科学的根拠と国が把握している情報に基づいて質問に答えます。特定の都市に関するデータについて訊かれた場合などは、「そのデータについては今暗記していないので、折り返します」と答え、翌日の記者会見でグラフになって登場するという具合です。
とりわけ顔色を変えないことで有名なのが、国家主席疫学者のアンデシュ・テグネル氏です。どんな質問にも科学的根拠を示して堂々と答える姿に、「この人がこの国でいちばんコロナに詳しいんだ。この人の言葉を信じて大丈夫だ」と思わされます。先述のとおり一時は批判も激しかったのですが、どれだけ批判されても、持論を曲げることはありません。その姿には多くの大人が感銘を受け、フェイスブック上でファンクラブができたり、顔のイラストを刺青に入れる人まで出てきました。なお、ファンクラブといってもメンバーは男性のほうが若干多い印象ですし、刺青を入れていたのも男性でした。人間として彼を尊敬しているという感じでしょうか。
③失敗は認め、すぐに対処する スウェーデンの対応がすべてにおいて完璧だったわけではありません。どこの国も普段から弱い部分が突かれた感がありますが、スウェーデンの場合は高齢者施設で集団感染が発生してしまったこと(死亡者の三分の一に相当)、そして移民の感染者の割合が高くなってしまったことでした。
それが発覚したとき、政府は大きな批判を浴びましたが、すぐに問題対処に動きました。移民の間で感染が広がったのは、多国語での情報発信が足りなかったのではと批判され、すぐにそこを強化、さらには各宗教団体とタッグを組んで取りこぼしのないように動いたのも印象的でした。
「わからないことはわからないと言い、安易な推測をしないのも潔いよね」 政府の対応をそう分析するのはスウェーデンにあるカロリンスカ大学病院で専門医として働く宮川絢子さん。 「自信があるからできること。わたしも、今なら知らないことは知らないって堂々と言えるけど、昔は言えなかった。自分の知識に自信がない人には言えないんじゃないかな」 なるほど。失敗をするかどうかではなく、失敗をどう認めるかという態度が、見ている人が安心感を抱くかどうかの境目なのかもしれません。
④ファクトチェックの精神 前回の記事で、スウェーデン人は「自分で考えて良識のある行動を取ってください」と言われたら、その意味がすっと解る、それは学校教育がそういう方針だからと書きました。
「正しい」政策を曲げない姿勢が支持に
世界の中でも珍しい、独自路線をゆく政府を信用できたのは、上記のような理由からだと思います。世界では今「スウェーデンは国民を使って実験をしている」なんていう不穏な見方もされているようですが、住んでいるわたしたち自身は一時に比べるとかなり不安が解消され、気持ちも落ち着いています。
大手朝刊紙DNとIpsosが共同で行った 四月半ばの世論調査によれば、今回のコロナ政策の立役者である「国家主席疫学者のアンデシュ・テグネルの能力を信頼している」と答えた人が69%、「信頼できないとした人」はわずか11%でした。同じ世論調査で、現政権社民党への支持率も現政権社民党の支持率も8政党の中でいちばん高く、2月22%→3月25%→4月29%と上昇しています(二番手のスウェーデン民主党は4月21%)。
幸いスウェーデンでは感染者数・死亡者数ともに減少傾向にあります。ただ、たとえ増加傾向だったとしても国はできるだけのことをやった。失敗は認め改善し、最善をつくしてきたと思えた気がします。 各国それぞれ条件のちがう中、それぞれの国にとっていちばんいい政策があると思います。スウェーデンでは、激しい批判や同調圧力に負けず、科学的根拠 を元に正しいとした政策を曲げなかった国の姿勢に自分もそんな人間でありたい――そう思った人が多かったようです。   (文・久山葉子)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b27387b116fee625955e2b22cbc15aa8d0bf5cd4?page=1&fbclid=IwAR0vJWGaaIMzsKkpySuXHSAw0-kr7PhCjEyzuqcnOV96pPCc1AGNXwu4KLQ

 

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