「座りすぎ」が寿命を縮める
R6年1月23日 日本テレビ の「カズレーザーと学ぶ」から
座りすぎは『糖尿病、認知症、結腸がん、乳がんなど』様々な病気の原因に!
日本人の座位時間は、7時間で世界一。座りすぎが寿命を縮める。
生活習慣病は、生活習慣を改善しないと治らない!
(解説は、岡浩一朗早稲田大学スポーツ科学学術院 教授)
座ると下半身の筋肉が停止し、筋肉の働きが悪くなる。(血液や体液の循環が良いことが重要!)
様々な説があるものの、血管が伸び縮みする事で血液と血管に摩擦が起こって、一酸化窒素(NO)という物質が分泌され、この一酸化窒素が血管を柔らかく保ってくれる働きをしているといわれているので、筋肉を動かさないと血管のメンテナンス機能が働かず、どんどん血管が劣化していく状態に。
座ると下半身の筋肉が停止状態になり一酸化窒素が発生せず、血液がドロドロになる。
下半身の血流は筋肉を動かすことで心臓に戻して行かなければなりませんが、心臓に血を送り返すポンプの
役割を果たす足の筋肉が動かないとその働きが悪化。(エコノミークラス症候群もその一つ)
立っているだけで、血行は良くなる
座位でも運動ができる
片足はつま先を上げ、もう片足は踵を上げるという動きを、左右交互に繰り返すエアウォークを丁寧に力を入れて行うと効果的。
回数にこだわらずに、しっかりふくらはぎなどの筋肉を動かすのに意識を向けるのが大事。